《技術》が科学と接近したのは、あくまで1870年代以降の話であって、その年代ころから欧米の先進国で、(富国強兵主義、殖産興業主義が世界中に広まってしまい、各国がさかんに軍備を競い他国を侵略し戦争犠牲者を多数うみだしていた問題だらけの時代に)政府が軍備拡張や産業振興のために自前で研究所を設置するようになったり、また(それ以前には皆無だった)“大企業”がこの世に登場し、それが物理学者や化学者を雇用するようになってからの話なのである